レセコンのデメリット
レセコンはコンピュータなので、歯科に導入する際にはコストが大きくなってしまうのがデメリットです。もちろん1台だけとは限らず、業務の規模に合わせた数と万が一のためのサポート分も含めなければなりません。
そして一度導入したレセコンをいつまでも使い続けることは不可能で、一定の期間が経過すると新しくする必要があります。
またシステムを導入したからといってすぐに誰もが完全に使えるようにはなりません。教育して使いこなせるようになるまでには個人差があり、代わりにシステムに熟知した人を採用するにしても、どちらの場合でもコストがかかってしまいます。
ただこのデメリットは、紙かレセコンに移行したことで減らせるトラブルの代償と捉えることもできます。
さらに効率性が悪いことが原因で予約が詰まってしまったり、新規の患者を断らなければならない状況であれば、レセコンを導入すると効率性が高くなるのでプラスに転じる可能性さえあります。
レセコンを歯科が導入するデメリットは操作が難しい問題
レセコンを導入することで歯科の業務が効率化し、人件費の削減に貢献してくれます。一方で導入によるデメリットもあり、操作が難しいという声が聞かれています。
特に多機能なレセコンほど操作が複雑化する傾向があり、覚えるのに苦労するケースが多いです。パソコンに慣れている人だと比較的覚えやすいですが、パソコンに不慣れな人だと厳しいかもしれません。
こうしたデメリットは慣れることによって解消されるので、ずっと続くわけではないです。
最初のころは戸惑うかもしれませんが、慣れてくると手書きよりずっと楽だと気づくはずです。レセコンを導入した歯科は、初期の段階では費用対効果が悪いと感じるかもしれません。しかし長期的に使用することでコスト以上の恩恵を得られるようになります。
実際にレセコンを導入したら売上がアップしたというクリニックは少なくないです。
確かに欠点は皆無ではありませんが、それを考慮しても導入するメリットは大きいです。
